政策

福祉・環境・少子高齢化問題に、全力で取り組みます。

ゆみぐまの3つの“ユニバーサル”政策

1.誰もが安心して安全に暮らせる街

障害者・高齢者だけではなく、子供・女性・外国人等、様々な立場の人が、安心して暮らせるユニバーサルな街づくりを目指します。
詳しくは、ゆみぐまコラム1.へ。

2.誰もが参加できる社会

高齢者がイキイキと生活でき、障害者が社会の一員として働くことができ、女性が出産・育児しながら働ける社会を目指します。
詳しくは、ゆみぐまコラム2.へ。

3.誰もがイキイキ生活できる豊かな心

震災によって傷つけられた神戸だけれど、もう一度、夢や希望に満ち溢れた心を取り戻す力があると信じています。未来ある子供たちのためにも、豊かな心を育めるイベント等の企画を目指します。
詳しくは、ゆみぐまコラム3.へ。

ゆみぐまコラム

1.誰もが安心して安全に暮らせる街

今の日本を、私はこう呼びます。「不思議の国」と。なぜなら、安全であるべき街には危険が溢れ、安心して子供を外に出せない。街に出たくても、そこにはバリアが多く、出られない障害者・高齢者がいる。さらに、そういったいわゆる社会的弱者は、犯罪の対象にもなり得てしまう。そんな不思議な国から脱出する方法はないのでしょうか。

私は今まで障害者という立場で、ハートビル法(*1)や交通バリアフリー法(*2)の推進を目的に講演活動等を行ってきました。しかし、これからの少子高齢化社会に伴い、障害者・高齢者だけでなく、子供・女性・外国人等様々な立場の人が、安心して暮らせるユニバーサルな街づくりが必要であると感じています。

ユニバーサルな街づくりの第1歩は、社会に対しての認知だと考えています。どんな人が、どんなことで、なぜ困っているのか。なぜ神戸の街が安心して暮らせない場所なのか。まずはそれらを、障害者・高齢者・子供や子供を持つ保護者・女性・外国人等に対して、徹底的に調査をします。そして、それらを公表します。そうすることで、神戸市民が、神戸の街への問題意識を持つことが期待できます。

次に、それらの問題をどう解消できるか、神戸市民みんなで考え、話し合いの場所を設け、みんなの力で街を変えていくことがユニバーサルな街づくりにつながるし、ユニバーサルな心をも持つことができるのではないでしょうか。

現に神戸では、ユニバーサルデザイン(UD)市民講座が開かれていたり、こうべUDサポーターの募集を行っていたり、ユニバーサルな街の実現に向けて、すばらしい動きが始まっています。また、私個人としては、神戸市にユニバーサル認定制度を作りたいと思っています。まずは様々な立場の人により、条件を設定し、それをクリアし、認定された場所にのみ、ユニバーサル認定のステッカーを発行します。そして、ステッカーを発行された場所を、神戸市のホームページや広報等にて宣伝をします。対象は、公共の場所に限らず、店舗・会社・施設など神戸市内のもの全てです。

神戸を日本一ユニバーサルな街にし、誰もが住みたいと思えるような、安心して安全に暮らせる街にしていきたいですね。

*1.ハートビル法
平成15年4月1日に施工された、高齢者・身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律。
*2.交通バリアフリー法
平成12年11月15日に施工された、高齢者・ 身体障害者等が円滑に利用できる公共交通機関の促進に関する法律。

2.誰もが参加できる社会

少子高齢化社会が進む中、子供・高齢者の存在が今後の社会を大きく変えていくと思います。また、人口の約5%を占めるといわれる障害者や、これまで陰で社会を支えてきた女性の存在が、より活性化された社会を作り出すと考えます。私はそれらに着目し、いかにして少子高齢化社会を乗り切り、今よりもっと素敵な社会になるように、以下の3つを提案したいと思います。

(1) 高齢者のイキイキ生活支援

「その車椅子、軽くて動きやすそうね」

私は街に出ると、ご高齢の方からよく声をかけられます。みなさん、口を同じくしておっしゃいます。私もいつ車椅子に頼る生活になるかわからないから、と。

高齢者の方は、ご自身の健康に不安を持っています。しかしその一方で、1年でも2年でも元気で過ごしたいと思われているはずです。そして社会も、高齢者の方の力を必要としています。

私は、高齢者の方たちが一番力を発揮できるのは、子供に対してだと考えています。核家族化で子供と関ることが少なくなってしまった高齢者の方にとって、子供は宝です。また、子供にとっても高齢者は「知恵の宝庫」です。学校では教えてくれないことを高齢者は子供に教えてくれます。

すでに神戸では、ボランティア団体が育児支援をしたり、子供と関る活動を始めていらっしゃいますが、私はそれらをもっと活性化し、高齢者のイキイキとした生活を確保し、元気な高齢者が多い神戸になってほしいと思います。

(2) 障害者の雇用問題改善

2006年から施工された障害者自立支援法。様々な反響を呼んでいますが、これは障害者の心を無視した政策であると言わざるを得ません。政策自体の善し悪しは賛否両論ですが、自立という前に、政府は障害者の生活・雇用の現状をもっと知るべきだと私は思います。今の社会は決して障害者が生活しやすい環境ではありません。もちろん、そのために各種税金を減免されるなど優遇措置はありますが、それは応急処置のようなものです。本来、障害者も税金を払い、社会の一員として生活できる環境があって当たり前だし、そうでありたいと障害者自身も思っているはずです。

私はまず、障害者の生活・雇用の実態を調査することと、企業の障害者雇用促進、作業所等の現状把握を徹底していくべきだと思っています。

(3) 女性の社会進出と出産・育児支援

母は強し!とよく言いますが、私はその通りだと思います。特に女性には母性愛という名の「守る」力を持っています。時には自分を、時には家庭を守る力です。以前は家庭を守るのが女性の役目でした。でも、これからは女性が社会を守る時代になりつつあります。そういう能力が女性には備わっているはずです。社会で働くのもよし、子供を産んで育てるのもよし、どんな立場であっても、女性の存在は貴重で、女性の能力を発揮する場所をもっともっと広げることが、これからの社会を変えていくきっかけになり得ると私は考えます。今や、働きたい女性のためのマザーズハローワークや、育児支援のファミリーサポートセンター・赤ちゃんホームなど、女性が働きやすい環境ができつつあります。しかし、まだ市民に認知されていないのが現状です。実は私自身も、この8月に妊娠が発覚して、出産や育児について学び始め、こんなすばらしい育児制度があったのか、と驚かされる日々です。やはり、実際に経験してみないとわからないことが多いのだなぁと実感しています。せっかくのいい制度や環境を、もっと認知してもらえるように働きかけ、同時に、問題点や改善点なども調査し、女性にとってよりよい環境作りを進めていきたいと思います。

3.誰もがイキイキ生活できる豊かな心

私はパラリンピックアスリートとしても、全国各地で講演活動をさせていただいています。そこで感じるのは、夢や希望といった明るい未来を求めている人が多い、ということです。今の世の中では手に入れ難いものです。でも、子供たちは、特にそれらの多くを求めています。

私は車椅子生活になってしまったけど、以前よりうんと強くなれました。それは一度傷ついたおかげです。そしてまた神戸も、阪神淡路大震災によって心身ともに傷つけられました。でも、傷ついた心は、いつか必ず回復し、以前より強くなれる可能性を秘めています。だからこそ、未来ある子供たちのためにも、豊かな心を育める神戸を目指したいと思います。幸い、神戸には、全国初の「こころのケアセンター」をはじめ、心の病気等の相談ができる公的機関が数多く設立されています。しかし、現状はどれも敷居が高く、決して一般市民が使いやすいものではありません。そこで、市民により「心」を身近に感じてもらえるようなイベントや講演会を企画し、夢や希望に満ち溢れた心を取り戻した神戸になってほしいと思います。

ゆみぐま