区役所の案内表示
委員会議事録


≪山口質疑≫
 区役所の案内表示についてお尋ねをいたします。
 ここでちょっと,皆さんこんな表示をどこかでごらんになったことありませんか。これは実は市営地下鉄の県庁前駅並びに三宮駅の構内の床に設置してある表示なんですけれども,実はことしの3月の20年度予算特別委員会の方で,交通局の審議を担当いたしまして,その際にもう少しこのエレベーターの表示であったりだとか,見やすい表示をしてほしいというふうに要望をいたしましたところ,早速交通局の方が動いてくださって,もうことしの春には,もう既にこういった形で表示をしてくださっています。また,駅の改札のところには,こんな形で張っていただいてるんですけれども,何かお手伝いが必要な方はお声かけくださいという,各駅の改札のところに張っていただいてます。こういう取り組みを既に交通局の方ではしていただいてるんですけれども,ほんのちょっとしたことでも,やっぱり利用する立場に立ったら,何かありがたいな,便利だなというふうに感じることもあると思いますし,実際にこの表示がなされてから,数多くの方からとても便利になったというお話もお聞きをしています。
 さて,市民参画推進局でも,区役所の市民サービスの向上に向けてさまざま取り組んでいらっしゃること,よく存じておりますけれども,例えば私のように目線が低い人でも,何らかの障害がある人でも,スムーズに区役所を利用できるように,さらに工夫を加えていただけないかと思いますがいかがでしょうか。お尋ねをいたします。


≪局長答弁≫
 委員おっしゃるとおり,区役所というのは市民に最も近いところ,本庁よりも区役所の方が行かれる頻度が高いというふうに思っておりますし,もちろん高齢者,あるいは障害者の方が多く来られるということでも,その案内のやり方については非常に大切であるなというふうに思っております。日ごろからユニバーサルデザインへの配慮に我々の方としても努めてきておるというふうに思ってございますけれども,やはり老朽化したといいますか,古い区役所なんかではまだまだそういう配慮が足らない部分があるということも認識しております。
 それで今年度,全区役所におきまして,18年度の12月にバリアフリー新法というのができまして,その基準を満たす──これは新設は必ず満たさないといけないということだろうと思いますけども,既存の建物についても努力目標ということになってございますので,この基準にできるだけ適合するようにということで整備を進めたいというふうに考えております。具体的にはエレベーターの場所などを,先生おっしゃったようにわかりやすくイラストで示したピクトグラムと呼ばれるサイン表示,これを設置するということをはじめとして,スロープとか,あるいは手すりとかオストメイト,こういったものの整備を行って,できるだけだれもが利用しやすい庁舎整備に努めたいというふうに思ってございますけれども,こういう法律というのはそれに向かってやっていかないといけないんですけども,やはりその場合でもどの場所につけるとか,そういった細かいところの配慮についてはやはりできるだけ──基準というのはないわけでしょうけども,できるだけUD広場という障害者も入ったそういうグループがあるんですけども,そういったところのグループなんかにも協力をいただいて,障害者の目線,あるいは高齢者の目線ということで見ていただきながら,設置場所等についても決めていかないといけないなというふうに私の方も思ってございます。
 各区役所でもいろんな工夫をしておられまして,後ほど垂水区の例を岡区長の方から紹介いただきますけれども,兵庫区の例でいきますと,今年度から業務改善の専門コンサルタントのアドバイスをもらいながら,業務プロセスの検討会というのを立ち上げておりまして,業務改善──具体的に効率的な業務の手順でありますとか,あるいはフロアのレイアウトを検討しておりまして,その中で,例えばローカウンターの設置とか,あるいは車いす用の記載台の設置とか,あるいは待合ロビーの市民動線をできるだけ短くするとか,わかりやすく工夫するとか,サイン表示を改善するとか,そういったことを──これはソフトの方でサービスディレクターというのをことし兵庫区に配置しておりますけれども,ソフトの方とハードをうまく並行しながら,改善を今,職員入れて検討しておりまして,できれば来年度ぐらいにはハードの部分も予算を取って改善をしていけたらなというふうに思っているところでございます。
 できるだけのハード整備については,予算の関係もございますけれども,できるだけ頑張ってやっていきたいと思っておりますけれども,やはり古い庁舎の場合,やっぱりこの場所にあった方がいいなという表示が物理的な面でできないという場合もございますので,そういった点については,やはりハードをカバーするという面では,ソフトの職員の気持ちといいますか,心のユニバーサルだろうと思いますので,そういった面についても職員の意識啓発をしながら,ハード・ソフト両面の工夫を重ねながら,ユニバーサルデザインの考え方に沿った区役所を目指していきたいというふうに思っております。


≪山口要望≫
 まず区役所の案内表示についてご答弁をいただきましたが,既にいろんな取り組みがなされていて,そういう高齢者,障害者等,弱者に対する案内表示ということも既にお考えになっていただけてるということで,非常に感謝したいと思います。
 これは建設局のユニバーサル歩道の整備の事業においてなんですけれども,そういう整備をする際に地元の障害者の団体の方にも意見を聞いてという形,評価をしてもらったりということをされてるようなので,そういうよく利用される地元の方に,そういう団体の方とも連携をとってやっていただきたいなということを要望しておきたいなと思います。