| 七転び八起き日記

ある女性の死

最近、私はとても心を痛めていました。

この場所で私の気持ちを伝えるのは、不適切かもしれません。

でも、彼女の死を無駄にさせないためにも、あえて伝えさせてください。

Aさんは、当時まだ20歳。 ある日の交通事故で、B子さんに後遺障害を負わせてしまいました。

Aさんは、子供だったB子さんのご両親に、ずいぶんと責められたようです。

また、Aさん自身、複雑な家庭環境で育ち、 事故に対して、両親は何も力になってくれなかったそうです。

その後、Aさんは・・・自殺したそうです。 何が彼女をそこまで追い込んだのか、私には知る由もありません。

誰かを責める気持ちも、全くありません。

ただ、彼女の心を思うと・・・・・ B子さん、きっと今まで辛い想いをたくさんしてきたでしょう。

そして、ご両親も、B子さんと同じくらい、いえ、それ以上に、 きっとお辛い想いをされてきたことでしょう。

でもB子さん、あなたは今、生きています。 失ったものはたくさんあっただろうけど、 きっと、それによって得たものも、たくさんあったんじゃないかなぁ? 何度も言いますが、誰かを責める気持ちは一切ありません。

ただ、Aさんの死を、Aさんに与えられるはずだった未来を、 心に置いて、生きてみませんか?